DUNBAR 様

コミュニケーションが深まるライティング

お酒だけではなく、人とのつながりや共感を提供し、“バーコミュニティ” という
文化をより楽しんでもらう新しいスタイルのバー「DUNBAR」が
目黒にオープンし、ModuleX®をご採用いただきました。

目黒駅から権之助坂を下り目黒川沿いの通りに面し、ガラス貼りで店内が
見えるのが特徴の立地です。店内には大きなコの字形バーカウンターがあり、
中央にはコミュニティの中心となる火=暖炉がある求心性が高い空間です。
天井は構造剥き出しですが、バーカウンター上部の波型ミラー素材に
火のゆらめきや外の通りの煌めきを映しこみ、高揚感が高まるデザインです。

空間の特徴を活かすために、
当社独自開発の照明設計手法である視野角内ライティングモデュレーション®
とフィルターライティングデザイン™を用いて、外からの視認性を高めること、
素材を際立たせることを重視し、照明計画を行いました。

通りを行き交う人々の目線とほぼ同じ高さに見えるカウンターの立ち上がり
部分が際立ち、カウンター面に光の影響を与えない演出のため、
立ち上がりには光を矩形に拡げるスプレッドレンズフィルターを使い、
少ない灯数で照射しています。

店内は火を見つめながら落ち着いて会話ができるように、波型ミラー天井に設置
されるダウンライトのフレームは映り込みをおこす標準クローム仕様を選び、
天井に素材に馴染ませ器具の存在感を抑えました。
奥のベンチ席は背面に設置したグラデーションライティングによって、
低重心の光でより深い会話が楽しめるライティングを意識しました。

当社独自の環境制御技術であるModuleX®Controlsを用い、外から見ると
バーカウンターを囲むように吊られたペンダントライトやカウンターが際立ち、
室内では落ち着いたコミュニケーションが取れるよう、
輝度、照度バランスを整えました。